1型糖尿病患者のおどおど記録

10年間の糖尿病患者、日常の闘病記録を書いています。2010年秋に発症に突如発症した一型導尿病と付き合って10年、それまでのこと、これからのことの記録です。

低血糖対策 バクスミー 点鼻粉末剤 20年10月登場

「点鼻粉末剤」は、低血糖による重症の症状が現れた時に緊急対応するための薬です。 例えば、意識が遠のく、痙攣、昏睡(意識を失う)となり、自力で回復できない時に家族や職場の人に助けてもらう薬です。 これまでは、注射により重症低血糖を救う方法はあ…

最初の診断では、逆流性食道炎、そして血液検査の結果、糖尿病と言われた

馴染みのクリニックを訪ねたのは、もう一月以上続いている喉と口内の渇き、そして頻尿にたえ切れなかったからだ。クリニックにいく1週間前は、この症状はドライマウスではないかと自己判断して診てもらったのだけど、見事見当外れで、「異常なし」と言われ…

激しい喉の渇き! それが1型糖尿病の始まりだった

平成22年の秋、暑い夏が終わり、朝晩が涼しく感じられる心地よい秋の季節が始まっていたが、その頃の私は日々「喉の乾き」に悩まされていた。 この年の夏は大変暑かったので、この喉の渇きは、水分を求める体の生理的な習慣が長引いているのだなと軽く考え…

もしもの備え

9月1日は防災の日「もしもの備え」で欠かせないものの一つに、わたしの場合は、一型糖尿病であるため、薬は欠かせません。 薬とは、インスリ注射である。 食前に投与しなければ、体内の血糖値が上がってしまうのです。 食事に含まれる糖質量によって、投与…

一型糖尿尿病の発症

2010年(平成22年)秋頃、正常に機能していた膵臓が異変を起こし、インスリンを作れなくなりました。最初は何が起こったのか分からず、まさか自分が糖尿病を患ったとも思わず、ただただ喉の渇きと、頻尿に悩まされる日々が始まったのでした。 その後、…